CONCEPT
総距離100キロ、100マイルにもおよぶ東京青梅・奥多摩の山麓、登山道、歩道、林道などをつなぐ壮大なアウトドアイベントを通して、自らに挑戦する場を提供し、山岳レースの魅力を紹介します。
大都市東京からは想像できない青梅・奥多摩の山々の美しさ、自然環境の素晴らしさを国内外に伝え、青梅、奥多摩の優れた自然環境を保全しながら、未来へ繋げていきます。
(環境省をはじめ各行政機関の承認済)
大会に必要な資材はできるだけ青梅市内、奥多摩町内のから調達致します。


COURSE
青梅永山公園〜高水山〜棒ノ折〜日向沢ノ峰〜奥多摩エイド〜
鷹丿巣山〜七ッ石〜雲取山〜七ツ石〜奥多摩エイド〜
鋸山〜大岳山〜上養沢〜日の出山〜榎峠〜青梅永山公園
Toilet
青梅永山公園、矢倉台手前、高水山頂手前、奥多摩エイド、雲取山頂上、鷹ノ巣山避難小屋、日の出山頂上手前
高水山以降コースの大部分が秩父多摩甲斐国立公園内を通過します。
鷹ノ巣山〜七ッ石山〜雲取山頂まで国立公園内特別保護区となっており歩行区間を設定してます。
誓約書の通り絶対に走らないようにお願いします。
またその他のコースも国立公園内、東京都自然公園内を通過してますので自然環境保護の為に細心の注意を払って下さい。
※各トイレは必ずキレイに使ってください。
※トイレにゴミは絶対に捨てないでください。

Tokyo100コースGPX ダウンロード※暫定データです。大会前日に最新のコースデータをダウンロードお願いします。

AID STATION&CUT OFF POINT
エイドステーション
1ヶ所:奥多摩総合運動公園(奥多摩エイド) 31km,72km地点。
31km地点関門 IN 17:00 OUT 17:30
72km地点関門 IN 5:00 OUT 5:30
ドロップバッグ
預ける荷物と合わせて一人50Lまで。エイドでは水、お湯、コーラ、その他検討中
100V電源提供予定。
※感染症予防の為現時点で仮眠所はありません(今後変更の可能性もあります)

リタイヤについて
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レースを続ける自信がなくなり、レース途中で棄権する場合は奥多摩エイドでリタイアの申告をしてください。 奥多摩エイド一回目の出発の際、自分のコンディショをよく見極めて無謀なチャレンジはしないでください。※石尾根往復はかなりタフなコースでそのうえ夜間区間になります。トラブルが発生しても夜明けまでヘリも飛べないため、救助には時間がかかり危険です。
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コース上でリタイアできるのは緊急時、またはケガなどにより自力で移動できない場合のみです。大会本部に連絡をし、その指示に従ってください。
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自力移動が難しく、なおかつ救護本部へ連絡ができない場合、コース上(確実に見える範囲)で待機してください。後続の選手、ハイカー、大会スイーパー等が発見、接触できるように努めてください。
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コース上で自力移動出来ない場合や長時間停滞する場合は低体温症に注意して出来る限り保温に努めてください。
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リタイヤ時は必ず本部又はスイーパーへ連絡してください。無断でレースを中断し帰宅などは絶対にしないでください(無断により運営に損害が発生した場合後日請求します)
Aセクション(青梅永山公園〜奥多摩区間)
※スタート後、荷物は奥多摩へ輸送します。
エスケープルート
永山公園〜奥多摩区間リタイヤは自力下山で公共機関を使って奥多摩のエイドまで来てください。
青梅永山公園〜高水三山手前 榎峠を経て軍畑駅
高水三山〜棒ノ嶺 岩茸石山登山口を経て川井駅
棒ノ嶺〜日向沢丿峰〜奥多摩 山深く東京側へのエスケープルートは無いので注意して下さい。
Bセクション(奥多摩〜雲取区間)
エスケープルート
奥多摩〜六石〜鷹の巣山 夜間の為基本的に奥多摩に戻るのが安全です。
鷹の巣山〜七ツ石 鷹の巣山避難小屋、浅間神社を経て峰谷橋バス停
七ツ石〜雲取山頂 七ツ石小屋を経て鴨沢バス停
※現時点で日原側への下山はできません。
※最後尾にはスイーパーがいますが、単独の場合なるべく夜明けまで雲取山避難小屋、鷹の巣山避難小屋を利用して安全に最寄りの登山口へ下山してください。
※奥多摩~雲取山区間夜間となる為、最寄りの登山口に降りても公共機関を使っての移動はできません。
※有人小屋は雲取山頂を経由して20分ほど雲取山荘、又は七ツ石小屋になります。
Cセクション(奥多摩〜鋸山〜青梅永山公園区間)
奥多摩〜大岳山巻道 大岳山荘を経てみたけケーブルカー駅(大岳山からの下りは滑落箇所が続くので注意)
大岳山巻道〜上養沢〜日の出山 鍾乳洞入口バス停、上養沢バス停
日の出山〜榎峠 軍畑駅
※コースをロストした際は慌てず、まずはGPSで自分の位置を確認して下さい。
自力で戻れないと判断したら迷わず本部に救助要請をお願いします。
救助要請後、身体を冷やさないよう体温維持に努め、絶対にその場から動かないようにお願いします。
※大会前日から連続降雨量が140mmを超えそうな場合、積雪などは通行止め区間、公共交通機関が止まる為、大会中止またはコース短縮になる場合があります。
また競技中の災害警報等発令された場合中止となり最寄りの登山口を確認し安全に下山してください。
感染症対策
※レース当日37.5度以上ある場合はレースに参加できません。
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スタートまでマスク着用をお願いします。
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エイドに入る際、手洗い、消毒を必ずお願いします。
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スタッフはマスク着用いたします。
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地域の方々へ不安を与えぬよう、レース前後も含めコンビニ、飲食店、温泉施設等へ入店の際は必ずマスクの着用をお願いします。

必須装備
マスク、ココヘリ(大会で一括加入します)
ヤマレコアプリ、大会コースデータがインストールされたスマートフォン
モバイルの予備バッテリー(本体と予備あわせて30時間稼働出来ることを確認のこと)
ライト2個以上、ライト予備バッテリー、食料、水2リットル以上(スタート地点・エイド出発時点・コース上水場はほぼ無いです)、マイカップ (150cc以上)、保険証、
小銭(リタイヤ時交通費等)
行動不能時、一晩山中で耐えられる防寒着一式 (雲取山周辺6月夜間平均気温10度以下)
※過度な軽量化は推奨しません。必須装備は必ず背負ってくだ さい。
必須事項
※ヤマレコ
大会コースGPXデータがインストールされたスマートフォン
ヤマレコアプリは起動中設定したコースから数十メートル外れるとアラートが鳴ります。
その際必ずアプリ、紙地図で現在位を確かめて下さい。
競技中、スマートフォン電源オフ・飛行機モードの禁止。
※山岳保険への加入
(山岳救助補償、または補てん)が入っていればどの保険でもかまいません。
山岳救助補償がない保険は不可とします。
競技中の選手に対しての傷害保険は大会運営側で加入してます。
※ココヘリ
(大会側で用意します)端末をゴール後、又はリタイヤ後回収します。
ココヘリ端末を紛失、破損した場合¥4000の頂くのでご了承ください。
※誓約書提出 当日受付には用意しませんので事前に記入の上ご持参下さい。
1.基本ルール
1)以下の事項を理解し、責任を負うことを本大会参加の基本条件とします。
2)本大会に参加する選手は、競技中であっても日本国内の法律、自治体の条例、また一般社会正義に基づく活動責任を負いま す。
3)Tokyo100は山岳地を含む自然の中を一昼夜以上も走り続ける競技です。
主催者は選手が予測・制御できないリスクを最小限にとどめるよう準備しますが、レース中の危険を避け、自身の安全 を守るのは選手の責任です。
そのため、選手は予測されるトラブ ルや天候の悪化(低温、強風、雨や雪など)に対応できる
技術・知識、装備、体力、自己管理能力を備えていることが求められます。
また、その対応の結果には選手自身が責任を負います。
4)レースコースは自然保護の観点から、GPS地図を使用する大会です。
マーキングテープや指示看板などで誘導されていません。
さまざまな自然環境の下で誰に頼ることなく指定されたルートをたどり維持することは選手の責任です。
また、ルートを外れた場合はGPS地図(ヤマレコアプリ)や紙地図などを使い、自力でルートに戻ることも選手の責任です。
5)レース前、レース中に主催者から提供される公式情報を確認することも選手の責任です。
本競技規則に沿ってなされる指示に従ってください。
6)選手は常に自然環境と、トレイルを共有する他者を尊重してレースを行ってください。
7)応急処置を行う救護所は本部にあります。ただし、本部で行うのは応急処置だけです。
基本的にセルフレスキューの大会であり、選手にはセルフレスキューの知識とスキルが求められます。
8)ナンバーカード(ビブ)の取り付けについて
ナンバーカード(ビブ)は周りからひと目で大会参加者と認識できるようにつけて頂くのが主な理由です。
また緊急時の対応としてもナンバーと個人を紐付けて消防署へ提出してます。
必ず競技中は自分のナンバーカード(ビブ)必ず見える位置につけて下さい。
2. 自然保護について
本レースコースは、秩父多摩甲斐国立公園に指定された区域や
希少動植物の生息するエリア等を有する貴重な自然環境の中で開催されている為歩行区間を設定しております
かけがえのない森林生態系に悪影響及ぼさぬよう、以下のルールを設定しています。
主旨を十分に理解した上で厳守してください。
1)ストックの利用は可能ですが、必ずゴムキャップを使用してください。
2)コース内で仮眠することを禁止します。これは自然環境に対する影響が大きく、そして「緊急救護を必要としている」と間違われる可能性があるためです。
3)コースの角をショートカット、木段の脇を通過などトレイルから外れることを禁止します。
4)コース上および全区域で動植物、菌類、岩石などを採取、損傷することを禁止します。
5)ゴミは絶対に捨てないでください。
6)用便は本部のトイレ、公共のトイレを利用してください。やむをえないときは携帯トイレを使用し、紙を使った場合は必ず持ち帰ってください。
7)外来種子の持ち込みを防ぐとともに、居住市街地の植生を高山地帯へ持ち込まないため、事前に靴底を洗浄したシューズを持参し,そのシューズでスタートしてください。
8)大会当日の大会開催に当たって、安全面で問題ない場合でも、トレイルの状況が多数の参加者の利用に耐える事ができないと判断した場合、歩行区間の設定やコースの変更、大会中止の判断をする可能性があります。
※コース上にある自販機、コンビニ、飲食店等利用は可能ですが、入店の際はマスク着用しお店や周囲に絶対に迷惑をかけないで下さい。
3. 他者と地域への配慮について
1)ケガ、病気などで身動きできない選手・大会関係者・ハイカーと遭遇した場合は、その救助を優先し、本部又は消防へ連絡してください。本部の電話番号はナンバーカードに明記してあります。
2)コース内で横になっている、あるいはしゃがみ込んでいる選手を見つけたときには 必ず声をかけて体調、症状を確認してください。救護が必要な場合はその作業を優先し、本部へ連絡して ください。
3)コースは本大会が占有をしているわけではありません。一般利用者(登山者、ハイカーなど)に配慮しその通行を妨げてはいけません。一般利用者を追い抜く場合は、道幅の広い安全な場所で、速度を落とし、必ず歩いて追い抜いてください。
追い抜くとき、 すれ違うときには挨拶を忘れないでください。
4)コース上に存在するすべての建造物などに傷をつけないよう注意してください。
5)指定されたコース以外には絶対に立ち入らないでください。
6)コース上には居住区域があります。地域の皆様のご理解、ご協力の上でコースとして通過させて頂いております。
奥多摩町通過の際は必ずマスクを着用し地元地域の方へ不安を与えないよう配慮して下さい。
また夜間も含め決して大きな音をたてたり騒いだりしないでください。
住宅街では熊鈴を鳴らさないよう心がけてください。
マスク必着区間(本仁田下山後〜奥多摩エイド・奥多摩エイド〜石尾根取り付き)
※全ての事項は大会を永続して続ける為に必要です。
※熟読し参加者全員の一人一人の協力と配慮お願いします。

RACE ENTRY
2022年秋予定。
当日誓約書必ず提出お願い致します。
※当日受付には用意しませんので事前に記入の上ご持参下さい。
参加資格
1)18歳以上の健康な方で、 2017〜2022年の間で100km以上のトレイルレースを完走した人
※エントリー時に確認を求めます
※以下のレースを1回以上完走した者は参加条件を満たしているものとします
・TJAR・分水嶺トレイルソロ・UTMB、UTMFなど国内外の100マイル以上のレース完走者
2)文句を言わず山を楽しめる人(GPS地図を使用する大会です。コース上に案内表示、マーキングテープはありません)
3)距離107.7km、累積標高7,500m以上と国内最難関のコースであることを理解した上で、十分にトレーニングを積み、レース前に十分休養出来る人
4)自力下山できる余力を残せ山でのトラブルは全て自己責任で対応できる人
5)命の危険がある場合は迷わず救助要請できる人
6)山でゴミと命を落とさない人
7)上記2)から6)の問題については自らが克服することであり、大会組織が責任を負うものではないと十分認識している人
※大会出場中の選手の映像、写真、記事、記録などのテレビ、新聞、雑誌、インターネットなどへの掲載権は主催者に属するものとします。
※入金手続き完了後、いかなる場合があっても、申し込みのキャンセルはお受けできません。
参加費の返金は行いません。
※完走レース申告内容の虚偽等あった場合、エントリーは取り消されます。
その際の参加費返金も行いませんのでご注意ください。
※誓約書は必ず提出して下さい。
個人情報の取り扱いについて
エントリーの際集めた個人情報は適切に管理し、個人情報の漏洩等細心の注意をはらいます。
個人情報の第三者への提供
原則本人の同意を得ずに個人情報を第三者に提供しません。
個人情報の利用目的
a.本運営のからの情報配信
b.消防署、ココヘリなど迅速な救護に関わる機関への提供
c.参加条件などの申込内容の詳細確認
PROHIBITED ACTIONS
禁止事項
国立公園内特別保護区内に設置してある歩行区間は走行禁止。
絶対に走らない事(鷹ノ巣山〜雲取山頂区間)
トップ選手、有名関係なく走っていると判断した場合失格となる場合があります。
ヤマレコアプリ起動中、マナーモード禁止。
(コースから数十メートル外れるとアラート警報が鳴ります。必ずアプリ、地図等で現在位置を確認してください。
自然保護の為、登山道を外れること禁止。
信号無視、歩道外の走行禁止。青梅街道、吉野街道は横断歩道以外の横断は禁止。
避難小屋利用しての応援禁止。
(避難小屋利用は原則緊急時のみと定められてます)
また奥多摩小屋跡地でのテント泊も禁止。
市街地、住宅地で熊鈴を鳴らすことは禁止。
永山公園すぐ横駐車場は利用禁止。
※上記禁止事項守れない選手、交通ルール無視、自販機のゴミ箱にゴミを捨てる行為、コンビニ等でモラルのない行動、自然破壊行為、他の選手、スタッフへの罵倒など、
運営側が迷惑もしくは大会理念に反すると判断した場合は即失格とし、翌年以降の参加を断ることがあります。

ABOUT TOKYO100
Race Director's Voice
ハイキングでも、登山でも、山岳レースでも
山に入る時、一番大切な事は
「無事下山」すること。
そして
「必要な物はすべて背負う」
軽量化、天気、気温に応じてなどあれこれ考えながら自分のお気に入りのギアを取捨選択するのも
また山の楽しみ方であり醍醐味でもある。
Tokyo100はエイドで食べ物を提供し、丁寧にもてなすスタイルではない。
コース上にマーキングも誘導のスタッフも無い。
分岐では次に進む道をMAPで確認したり本来の登山に近いスタイルで自力でゴールを目指し
自らが選んだ食べ物やギアを背負い、累積標高日本最高峰の100kmに挑戦してもらいたい。
幼い頃から慣れ親しんだ青梅や奥多摩の山々。
幼いながらも石尾根からみた雄大な富士山は今も鮮明に記憶に残っている。
人が通らなくなるといつしか、山の一部へと帰ってしまう登山道。
幼き頃に歩いた道が消えていくのは何か歯痒く、切ない。
登山道、そして豊かな自然を未来へ繋げるために何かできないか?
この素晴らしい石尾根、青梅、奥多摩の山々の魅力の紹介や啓蒙の場として山岳レースを開催すればより体感してもらえるはず。
大都市東京の一部でありながら、実はとても険しく山深い自然豊かな山々を同じ山好きに体験してもらいたい。
そしていつの日にか、石尾根の奥多摩小屋を再建したい。
これがTokyo100を立ち上げたきっかけである。
またこの地域にはるか昔からお犬様伝説伝わる。
大都市東京の西、御岳や奥多摩には近年までニホンオオカミが生息しており
この地域の人々は江戸時代より、田畑を荒らす猪や鹿などを狩ってくれる狼を『お犬様』と敬意を払い呼んでいたとか。
御嶽神社、三峰神社は今もなお『お犬様』狼が狛犬として祀られている。
大会ロゴは今なお語り継がれ、祀られている狼が東京最高峰へと続く石尾根に立つ姿、
そこから見える雄大な富士山をモチーフとした。
遥か昔より山岳信仰が盛んで、大都市東京とは思えない程の大自然、山深さ、険しい山道をぜひ自らの脚で感じて頂き、
道中点在する祠や鳥居など、山岳信仰が栄えたこの山々でロマンを感じてもらえたら嬉しい。
Organizer Tokyo100 Toma Koike(Nakamizo)
Address Joico-to Yutenji 102 Yutenji 2-1417 Meguroku Tokyo Japan, 153-0052